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―――僕は独りで世界と戦っている。
全体的に"きれいな映画"という印象。だがそもそもの話、四男が日本のリバーとかってのは違うと私は思ったり。四男はとにかく距離のとり方がうまいなと感じることが多い。それは他者と自身もそうなのかもしれないけれど、自分と役の間の距離もとれていそう。自然体といわれますが、それは限りなく外側から持ってこないことと似ている。リバーは私の中では、役になってしまう人といった印象が強いので、とにかく情熱的で危うい。 二宮にそういう種類の不安は感じないのでね。 好きなシーンとしては、櫛森がハンドルを右に切るシーン。これはもう何度見てもきれい。青い空、青い色は切なさを引き立てる色なので、映画全体にその色のイメージがついてまわったのはナイス。あとは映画の始まり、シャッターをあけて空の色が溢れるところ。