幕末蛮風
 出だしの映像効果がなんともナイスですが、正面から観ねば解らないので是非とも正面から観たい舞台。内容は前宣伝などで思う程アニメチックでは無く。 個人的には、「吸血鬼」というのがただのスパイスで、寧ろ焦点を持っていきたいのは人間模様みたいなものなのだろうなと受け取れた為、そういう見え隠れするようなテーマの隠し方にときめいてみたり。 偶然やら策略、悪意、好意。 そういった人間的な感情や関係が折り重なり、 現実離れした設定もすんなりと現実味を持って観覧出来たと思います。 締めるところは締めて、遊ぶところは遊んでいるというか。観客をちゃんとその世界につれて行ってくれるので、こちらまではらはらしたり憤ったりと、なかなか忙しい良い舞台。 沖田が人間であることは序盤から見えはしますが、 なんとも上品な複線っぷり。 多少長すぎた感はございますが、とても面白い舞台でした。
 肝心の大野智。好きだ!とか欲目をさっぴいても、舞台に立つ藤原竜也を思い出したり。 声の通り方とか。なぜか思い出すわけで。ただ似ているだけなのかもしれないけれど、大野智、相当輝いているじゃあないか。舞台の人だよと興奮。悩殺されます。殺陣の舞いっぷりもひらひら。足取りが軽やかすぎて、 あの人本当は蝶なんじゃないかと(笑) また殺陣が見たいと思う反面、 次は一切殺陣無しの舞台というのも面白かろうと。ええ。 正統派で、シェイクスピアや三島由紀夫の作品を是非とも演じていただきたい。


余談
土方が構ってくれないと、ごろんとうずくまって拗ねる沖田大野の可愛らしいこと(ときめき) 舞台俳優陣も、もうすごかった。公演後には、大野くんがひょいと出てきてお話して去っていかれました。 10/8の昼は、やきそばの話と、お母さんが見にきたお話。今日がはじめての1日2公演だよとか。 更に10/11は、一番前のお客さんを大野くんが剣で切っていらっしゃいました。 それを見た友人と私は「き、切って欲しい!」と悶え苦しんでみたり。 恐らくは、会場の大多数が思ったと推察。 「公演もね、半分…あ、そんなにいってない?3分の一ですね。がんばります。……こんな感じで良かったですかね?」 台詞はかなりうろ覚えですが、周りの土方さんやらに助けられながらのお言葉。 その様も可愛くて仕方がなく。 「昨日メンバーに会いました。やっぱ、いいね^^*」
…こんな具合に、沖田大野と大野くんの違いも見られ、もはや格好よさと可愛らしさに殺されそうな勢い。とにかく結論づけますと。

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